2016年10月3日月曜日

クリストの講演

クリストの講演を聞きに水戸芸のそばの文化センターに8歳と15歳の息子達を連れて行く、九年くらい前にクリストとジャンヌ=クロードが水戸で行った講演を聴きにいった以来だった、そのとき初めての彼らのプロジェクトの内容を知り桁が違う人というのを初めてまじかに感じた、彼らにとって自由というのが中心にあるようで政治、階級、人種、国、個人、共同体、私的、公共的、刹那性、永続性、都市、地方などいろいろな相反したりする事の間を行き来し、またそれらを含みながら、『プロジェクト』という何の役にも立たない事で昇華する、それについてのデッサンを描きそれを売った何十億というお金とすべての労力を注ぎ誰も所有できない数日で終わるというプロジェクトはいろいろな意味での大きさを感じた。奥さんのジャンヌ=クロードは亡くなってしまい、クリスト一人の講演だった9年前と同じ格好で元気そうに話した、9年前計画していたオーバーザリバーは周囲の反対などでまだ実現できていないらしく自分の仕事を振り返り、後は質問と言う以前と同じ形だったが話の上手な素晴らしい奥さんがいないので私にとっては新しく感じる事はあまりなかったが子ども達が見られたので良かった。





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